髪質別でわかる!ヘアオイルとヘアミルクの賢い使い分けガイド

ヘアケア

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ヘアオイルとヘアミルク、まずは違いを押さえよう

ヘアオイルとヘアミルクはどちらも髪を扱いやすくするためのアウトバストリートメントですが、質感や役割に違いがあります。オイルは油分をベースにして髪表面をコーティングし、ツヤ出しや毛先のまとまりに優れます。一方、ミルク(ヘアミルク・ヘアクリーム)は水分と油分のバランスが良く、保湿感がありつつ軽い仕上がりに整えるのが特徴です。

選び方の基本は「髪質」と「なりたい仕上がり」。まずは自分の髪質(細い・太い・くせ毛・ダメージ毛・多毛/少毛)を確認して、それに合わせたアイテムを選びましょう。

ヘアオイルの特徴と得意な使い方

ヘアオイルは主に油性成分によって髪の表面をコーティングし、光を反射させて艶を出します。広がりやすい髪のまとまりづくりや、乾燥でパサつく毛先の保護に向いています。種類によって軽めの植物オイル(アルガンオイル、ホホバオイルなど)から、しっとり系のオイルまで幅があり、用途に合わせて選べます。

使用タイミングは「タオルドライ後の半乾き」や「乾いた髪の仕上げ」。タオルドライ後に少量を中間〜毛先になじませてからドライヤーで乾かすと、まとまりとツヤが出やすくなります。乾いた髪に少量を足してツヤを調整するのも定番の使い方です。

ヘアミルクの特徴と得意な使い方

ヘアミルクは水性成分が多いため、軽い保湿と柔らかさを与えるのに適しています。ベタつきにくく、自然な動きを残したいときや、細い髪・ボリュームを出したい髪に向いています。ミルクはスタイリングのベースとして使いやすく、乾かすとふんわり仕上がるものが多いです。

使用タイミングは「洗髪後のタオルドライ直後」が基本。ミルクを全体に伸ばしてから乾かすと、まとまりつつもふんわりした質感に整えられます。アイロン前の下地として使うと熱の通りも良くなり、ダメージの軽減に役立ちます(※製品の説明に従ってください)。

 

髪質別のおすすめ使い分け:具体例でわかりやすく

細くて柔らかい髪(ペタンとしやすい)

ポイント:軽い仕上がりでボリュームを残す。
おすすめ:ヘアミルクを薄く全体になじませ、根元は避けて中間〜毛先中心に使用します。重めのオイルは髪が潰れてしまうため少量にとどめ、仕上げに極少量の超軽量オイルを毛先にだけつけるとツヤが出ます。

太くて硬い髪(広がりやすい・まとまりにくい)

ポイント:保湿とまとまりを優先する。
おすすめ:中〜重めのヘアオイルをタオルドライ後の毛先中心に多めになじませ、ブラッシングしてからドライします。仕上げに乾いた髪にも軽くオイルを足すと一日中まとまりが続きやすくなります。ミルクは軽めの下地として併用すると動きも損なわず使いやすいです。

くせ毛・うねりが気になる髪

ポイント:水分と油分のバランスでうねりを整える。
おすすめ:タオルドライ後にヘアミルクで水分を与え、乾かす直前か仕上げにヘアオイルを毛先中心に重ねると、うねりの落ち着きとツヤが同時に得られます。ストレート感を出したい場合は、熱を使う前の下地にミルクを使い、ブローやアイロンで形を作ってからオイルでフィニッシュします。

ダメージ毛・ブリーチや頻繁なカラーで乾燥しやすい髪

ポイント:しっかり保湿しながら軽やかさを維持する。
おすすめ:保湿力の高いミルクで内部の水分感を補い、毛先のパサつきには油分のあるオイルを部分使いします。週に1〜2回、集中的なヘアマスクやトリートメントを行い、日常はミルク+ポイントでオイルを使うバランスが良いでしょう。

使う量・付け方の目安とNG行動

使う量の目安

量は髪の長さ・太さで変わりますが、ショートなら米粒大、ミディアムで小豆〜サクランボ大、ロングだとサクランボ〜くるみ大を目安にして、足りなければ少しずつ足していくのが安全です。オイルは少量ずつ、ミルクは手のひらでよくのばしてからつけるとムラになりにくいです。

付け方のコツ

中間から毛先にかけて手ぐしを通すようにのばし、根元付近は基本的に避ける(ボリュームをつぶさないため)。濡れた髪に使う場合は、ドライヤーでの乾かし方にも注意し、根元からしっかり乾かすことでべたつきを防ぎます。乾いた髪に使うときは最後の仕上げに少量を手のひらに伸ばして毛先へなじませます。

避けるべきNG

・一度に大量に付けてしまうこと(ベタつきやべたっとした見た目の原因)。
・根元に直接つけること(細毛やボリュームが欲しい髪は特に注意)。
・濡れ髪に猪毛や固いブラシを強く使うこと(キューティクル損傷の原因になる場合あり)。

製品選びのチェックポイント(成分・香り・使用感)

ヘアオイルは主成分のオイルの種類(アルガン、ホホバ、ココナッツ、シアバターなど)で重さや使用感が変わります。軽めが好みならアルガンやホホバベース、しっとりしたいならシアやココナッツ配合を検討しましょう。ヘアミルクは水(アクア)ベースに保湿成分(グリセリン、ヒアルロン酸類似成分、パンテノールなど)が入っているかをチェックすると選びやすいです。

また、香りの強さやオーガニック志向、敏感肌向けの低刺激処方など、自分の好みとライフスタイルに合う製品を選ぶことが長く使い続けるポイントです。商品説明にある「耐熱」「アウトバス用」「スタイリング下地」などの用途表記も確認しましょう。

組み合わせとレイヤリング—上手な併用法

ミルク→オイルの順で使うレイヤリングが基本です。ミルクで水分を補い軽く保湿した後、オイルで表面をコーティングすると保湿持続性が高まります。逆にオイルを先に付けるとミルクがなじみにくくなるので注意しましょう。

また、スタイリング剤(ムース・ワックス)と併用する場合は、使用順や量を調整して重たくならないように。たとえば、根元にボリュームが必要な日はミルクを根元寄りに使い、オイルは毛先のみのポイント使いにすると良いでしょう。

お手入れ・保管と最後のまとめ

お手入れと保管

製品は直射日光や高温を避けて保管し、開封後はできるだけ早めに使い切るのが望ましいです。天然成分が多い製品は酸化しやすい場合があるため、キャップをしっかり閉め、清潔な手で取り扱いましょう。

まとめ

ヘアオイルはツヤ出し・まとまり重視、ヘアミルクは軽やかな保湿とふんわり感を出すのに適しています。髪質別の使い分けを覚え、少量ずつ丁寧にのばすこと、ミルク→オイルの順で重ねることが基本のコツです。毎日のちょっとした使い分けで、髪の見た目や扱いやすさは大きく変わります。自分の髪質・ライフスタイルに合わせて製品を選び、心地よいヘアケア習慣を作っていきましょう。

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